HF BOOT CAMP vol.5 ~ブートキャンパーたちの声・大学生編~

EDUCATION | 2018.10.27 | Writer:

HF BOOT CAMPとはヒューマンフォーラムで開催されている6か月間の長期研修。第三期ブートキャンプに3か月間参加(インターン期間の都合で中間の3か月のみの参加)した現役大学生である森田 大河さん(以下、愛称であるモリタイと記載)へのインタビューを通じて、その実態に迫ってみようと思う。

 

 

「ヒューマンフォーラムってなんなんやろう」

豊田:はじめに自己紹介とヒューマンフォーラムとの出会いについてお話をお願いします。

 

モリタイ:ヒューマンフォーラムにインターンとして来ていた、京都産業大学4回生の森田大河です。22歳です。最初はムモクテキというブランドを知ったことと、ロクローさん(HFmagazine編集者の一人である廣海 緑朗)との出会いがきっかけです。ムモクテキのコンセプト”いきるをつくる”と自分自身のテーマである”世界平和”っていうところとつながったということ。そして若者の心身の健康意識に目を向けているヒューマンフォーラムって会社はなんなんやろうと思い、勉強させてもらうためにインターンシップとして自分からお願いさせてもらいました。

 

豊田:いつからインターンで入ってたのですか?

 

モリタイ:2月から半年間インターンとして入っていました。

 

豊田:大学生から、なかなか”世界平和”っていうキーワード出てこないよね?

 

 

モリタイ:そうですね、でも「生き難さ」というのは割と(今の若者の多くは)感じていることなので、それが変化してきたという感じですかね。自殺率が下がってきているとはいえ、若者の生き難さっていうのは僕の中で凄く引っかかる部分で僕自身もしんどかった部分もあって、僕に何ができるのかな?って考えたら”世界平和”っていう事を改めて考えてみようとぼんやりと考えてきていましたね。

 

ブートキャンプは全然違った笑

豊田:ブートキャンプっていうのがどんな研修か事前に知っていました?

 

モリタイ:社員教育が凄いというのは聞いていたんです。ヒューマンフォーラムって言うくらいだから素晴らしき仲間の集いという事で社員を通じて伝えていくようなことは何となくしっていましたが、ブートキャンプ自体がどんな事をやるかは全く知らなかったです。社員教育のひとつとだけ聞いていたので、僕の中ではぼんやりとセミナーがあって、教えられて、座学で、実践してくださいねって感じだとイメージしていました。社内での共通認識だけを教えてくれるだけの研修だと思ってたんですけど、ブートキャンプは全然違った笑。

思ったのは心と技の心の部分が凄いなと感じました

豊田:実際ブートキャンプを受けてみて一番違ったところはどんなところでした?

 

モリタイ:ブートキャンプは想像していたのと全部違ったんですけど、思ったのは心と技の心の部分が凄いなと感じました。技は他の会社さんでもやってるんだろうなって思うんですけど。他の会社でフォローしていないところをやっているのが良いなと感じました。コーチング自体もそうですが、内観を見る方法を教えてくれる場所って中々ないんだろうなって思いました。チームで何かを成し遂げるという事もみんなで楽しみながら進めていくっていうところも全部含めて心なんかなって思いつつ。そんな感じです。まとまってないですけど笑。

 

 

自分が何がしたいのかを考えるようになりました

豊田:ブートキャンプ終わってから内観的な部分での変化はありましたか?

 

モリタイ:かなり、自分が何がしたいのかを考えるようになりました。今までは”世界平和”って言っているくらいなので自分がどうなってもいいから、こうなってほしいと感じていたのですが、自分の役割というのを考えるようになりました。ブートキャンプでチームでやっていったというのがきっかけだったと思いますし、その目標の為に誰が、環境がそこに進んでいく。その中で自分は何なのか?どうしたいのか?を考えるようになりました。しかもそこで、周りの空気を読むのではなくて自分の思っていること、感じたことを言ってみる。それがチームにいい影響を与えるという事も知れましたし、今まではまわりの意見を尊重して自分の意見を持たないように振舞っていたのですが、ブートキャンプに出てからは自分にできることはなんだ?と考えるようになりました。それが成長だと思いますし、良かったと思います。

 

 

言っていい環境だったのが凄かったです。

豊田:ブートキャンプは個人とチームで取り組むことがあったかと思いますが良さや葛藤はありましたか?

 

モリタイ:やっぱり、チームでやるワークも宿題も多かったと思うのですけど、いろんな意見を尊重できるようになった。そしていろんなことを皆が言える。言っていい環境だったのが凄かったです。そういう意見もあるんやとか、そしてチームで期限に向かって成果物をあげていくことが良かったですね。いろんな人がいるチームだと思うんですよね。事前にそういう風に仕組まれているんだと思うのですが、全員が違うタイプの人であるが故に自分がどういう立場でいればいいんや?って凄く最初は不安だったことがめちゃくちゃあって、どこまで踏み込むかを考えてしまいましたね。

 

 

ここのチームには反論を含めて存在を認めるというのがあって。

モリタイ:最初は遠慮していたり不安だったりしたんですけど、でもみんながそれを認められるようになってる。何ていうか自分を認めてくれたというのがあって。だからこそ僕も皆を認めることができたし、心開けたし、(ブートキャンプのチームは他のチームと比べて)また違うチームなんかなって思ってます。僕はいろんなところのチームに所属しているんですけど、ここのチームはちょっと違うなっていうのがあるんです。このチームは存在を認めるんですよ。他のグループは意見を認める、考え方や意見が合わなかったらチームとして価値が無かったという事になるのですが、ここのチームは反論を含めて存在を認めるというのがあって。自分がいることによって成り立ってるんだって思って。でも社会ってそうなんだよなって思って。自分がいなくてもどうにでもなるやんて思うけど、必要な存在で。いろんな人がいてその中でそれぞれの役割があって誰かが悲しい思いをしていたらダメで。みんながこの時代に生まれて良かったなって思っているのが世界平和と僕は捉えていて。その縮小版なのかなって捉えたんです。そんなチームがここにあるなって思いました。

 

 

誰かが素で行くわって言うから僕も素で行こうってなっていく。

モリタイ:葛藤もありましたね。僕の知らない情報も沢山あったので外部として参加している立場でどこまで言っていいのか迷いもありました。それぞれ仕事を持っていて、僕もやる事があって、情報を得るのが遅れたらどうしたらいいだろうってしんどいなって思った瞬間があったんですけど、その次の回で宇野さん(モリタイのチームメンバー)が全然変わってきたんですよ、あの宇野さんが素で来はったんですよ。チームの空気感とか気にしないでいるという次の日からすごく楽になったんです。チームとして凄く良くなったというか、みんなが素で入れる。その辺からありのままでいれるようになったんですよ。もしかしたら狙ってやってるのかもしれないですけど。そういう環境になったのがきっかけで自分に目を向けることができるようになりましたね。でもこれって個人じゃできないんですよね。お互いに認め合って、誰かが素で行くわって言うから僕も素で行こうってなっていく。自分でふさぎ込んでずっと考え込んでいても何も変わらないので。だからチームでやることって凄くいいんやって思いましたね。あと、いろんな人がいてそれを認めた時点で成長でありキャパが増える感じがして、その中で自分が成長できるのがあるなって感じましたね。本当にチームっていいなって思いました。

 

 

僕がいなくても進むんですよ。でも僕がいることでそれも完成形なんですよ。

豊田:ブートキャンプを受けて頂いて、自分が変わった点とは?

 

モリタイ:自分の存在を肯定するようになったことです。最初にも話したんですが、自分はどうでもいいからまわりが良くなればいいと考えていた自分がいたのですが、自分が加わってさらにここが良くなるという事をチームメンバーに言われたんですよ。「モリタイがいたからより良くなった」と。僕は僕がいなくてもいいチームだったと思うんですが、僕がいることで1が1.2になって更に進んでいく、そんな感じの事を言われて、自分がいることの存在意義があるなと。自分の存在意義を感じましたし、みんなの意見と考え方を認めつつ考え方や意見をぶつけていくことって本当に大事なんやなって感じましたし、自分の存在を肯定できるという事につながりました。そしてそれはこの先も大事な事やなと感じました。(チームは)僕がいなくても進むんですよ。でも僕がいることでそれも完成形なんですよ。それが理解できたことが大きな成長でしたね。別の研修(新人楽学塾)でも同じこと言われたんですよ。折角いるんだったら勿体ないからって。ブートキャンプで気が付いて、新人楽学塾で確信に変わりましたね。自己犠牲がなくなりましたね、自分がしんどい思いをして誰かが幸せになればいいと思っていたけど、それが変わったのは大きな成長だと思います。

 

 

自分の成長も含めて社会に出た時の必要なこと。

生きていくうえで必要な事を考えさせられるプログラムになっている

豊田:大学生という視点から、こういう人に受けてほしいって言うのはありますか?

 

モリタイ:それはもう大学生に受けてもらいたいです。チームで何かプロジェクトを進めていくプロセスの中に入るというのは大学生に僕がした経験をしてもらいたいと思いました。大学での学習と全然違うんですよ。(大学の学習は)座学が主ですし、ゼミでもプロジェクトとして進めることもありますが、(ブートキャンプのように)チームの事をあんなに考えたりとか、自分のことをあんなに考えたりとかする機会とか絶対に無いので。もしかすると社会に出てもそういう経験をしない人が多いんじゃないかと僕は思っていて。勿体ないと思っています。僕はこの経験が凄く良かったので。チームでいろんな経験の人がいて色んな意見がある環境がなかなか得難いものだと思います。インターン制度は大学生がどの企業が自分に合っているのかを探すために使うんですけど、ここ(ヒューマンフォーラム)のインターンシップはそうじゃなくて、自分の成長も含めて社会に出た時の必要なこと。生きていくうえで必要な事を考えさせられるプログラムになっているので、もしかすると人によっては一生学べない事を学ばせてもらえるので是非大学生には受けてほしいと思っています。

 

豊田:沢山お話を聞かせていただきありがとうございました。

 

モリタイ:ありがとうございました。

 

 

終始笑顔で楽しそうにお話をしてくださった森田さん。内容はその雰囲気と裏腹に真剣そのものでした。社内研修を社外の、ましてや大学生が受けるとどんなことが起こるのか?このインタビューは大変貴重な時間となりました。

 

インタビュア:株式会社ヒューマンフォーラム 人財育成部 豊田裕二


この記事のライター

GENGO OTSUKI

GENGO OTSUKI
人財育成部

1973年千葉県生まれ / 神奈川県横浜市在住 / UPOB / 韓国語 / 人財育成部長 迷言「究極の文系は理系。右にずっと行けばいつか左から出てくる。そういうこと。」がある。

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