クリエイターが育まれる街 Portland,Oregon

PRODUCT | 2018.05.18 | Writer:

僕の初めての海外出張は、ロンドンとパリ。

この15年の間に世界中たくさんの都市を飛び回らせてもらった。

そういえば、昔、当時の先輩が言っていた。

「うちの会社は,アルバイトでも関係なく海外いけるしなぁ。それが人生の財産になるんや。変な会社やろ。」

確かに変な会社だ。今もアルバイトが海外出張に行ったりしている。

そんなことを思い出しながら、今回の旅の相棒、ロクローさんと向かった行先はアメリカ。

DenverのOutdoor Retailer Showから始まり、ネイティブアメリカンのホピ居留地で北米で一番長く続くコミュニティーの在り方を体感。そして社長の岩崎さんも合流し向かったのは、官民一体で街をつくり、全米で一番住みたい街とされるPortland,Oregon。

何度も訪れているが、来るたびに進化を続ける街。

そして毎度のことながら着いてすぐに動きたくなる性分の僕たち。

早速、Portlandで一番HOTなクリエイターたちが集まる場所へ。今回の目的の一つである進化し続けるコミュニティー見に行く。

まず目に入ったのがこのネオンサイン。

でも、つくり手は、あいにく不在。

ーつながりがつながりを生むー

「今回、おもしろいところに連れてってあげるよー。」

今回のPortlandも、いつもたくさんのことでお世話になっているKatsuさんと一緒に。

数年前、Katsuさんの経営するSHOPで、たまたま僕がスニーカーを買い付けたことから付き合いが始まった。お互いそんなに多くの事を語るわけでもないのにすぐに意気投合。今では、お互いのビジョンや未来の話をずっと語り合える間柄。

出会いは出会うべくしてあるもの。

 

談笑するKatsuさんとJeffrey

 

ここはクリエイターたちが集まって建物の1フロアを貸切る形のシェアスペース。僕たちを快く招いてくれたJ&S SignsのJeffryとJoshは、日本ではもう珍しいサインペインティングの看板屋。1930年代~40年代のヴィンテージのレタリングを彷彿させるデザインと質感は最高にかっこいい。

彼らは、ハンドペイントにこだわり、すべてを手作業こなす。そのためにかかる時間と手間は工業製品のそれとは比べものにならない。

その過程を僕たちに丁寧に説明してくれた。(Katsuさんが8割方通訳。)ものづくりのプロセス自体を思いっきり楽しんでいる。

 

つくる過程を丁寧に説明してくれるJosh

ーHuntからCreateへー

企業やお店の間では当たり前のように商品開発競争や価格競争が繰り広げられている。

競争とは、そもそも最短距離で目的を達成するためのポジションを獲得するということで、商売を行う上での様々なプロセスが省かれている。
本来、商売というのは、商品をつくり、販路を開拓し、顧客の信頼を獲得し、リピーターを確実に増やしていくこと。
顧客の信頼を得るためには、商品に付加価値をつけなければない。商品創造に手間と時間を充分にかけることでしか本来の付加価値というものは商品に棲みつくことはない。

そういう意味で価値とは、価格の事ではなく夢とか想いとか努力とかといったものが、様々なカタチとなって商品に結晶したもの。それに顧客が共感すること。

今回のPortlandで、そんなことを気付かされた。

 

そして一人でも多くの社員やアルバイトに

「もっと色んな国に行こう、もっとたくさんのチャレンジをしよう。自分の枠を超えて。」

と言いたい。

変な会社だし。


この記事のライター

Atsushi Igaki

Atsushi Igaki
つなぐ人/SPINNS EC事業部/mumokuteki farm長老/mumokuteki hall管理人/廃校プロジェクト(新規事業)

服と自然と食べることを愛する "人間"です。

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