2.5次元カルチャーを中野から発信 -「好き」という想いが創る新たな価値-

SHOP | 2018.08.31 | Writer:

2.5次元をコンセプトにしたショップ「2.5SPINNS」

「2.5次元」という言葉をご存知ですか?

アニメ、マンガ、ゲームという【2次元】コンテンツと、ファッションという【3次元】コンテンツの融合が今回紹介する「2.5SPINNS」の名前の由来です。

 

今、世界が注目する日本産のアニメ、マンガ、ゲームなどの2次元コンテンツをSPINNSのホームグラウンドであるファッションと結びつけ、2.5次元ファッションとして提案するお店が「2.5SPINNS」。

 

2014年に原宿にオープンした2.5SPINNSがこの度、サブカルチャーの聖地「中野ブロードウェイ」へと移転しました。

移転の背景や、2.5SPINNSの大切にする「好き」という想い、その想いから生み出される価値や、今後の展望などを2.5SPINNS事業部長の井戸さんにお伺いしました。

 

ファッションの聖地からオタクの聖地へ

インタビュアー(以下:イ) :なぜ中野に移転を?

井戸(以下:井) :オープンしてからこれまで、ファッションの聖地「原宿」でアニメ、マンガ、ゲームといった2次元コンテンツを展開してきたので、次はオタクの聖地でファッションをやりたいと思っていた中で、社内で移転の話が持ち上がりました。

 

イ:オタクの聖地というと、秋葉原なども思い浮かびますが、その中でなぜ中野へ?

井:もちろん秋葉原も検討したのですが、物件をリサーチしに秋葉原へ何度も足を運んでいるうちに、僕たちが2.5次元ファッションの魅力を伝えたいお客さんの層とのズレを感じました。そんな中で、このタイミングで中野ブロードウェイに空き物件が出てきたんです!

秋葉原はやはり萌え(男性オタク)に傾倒している、そして年々アジア系外国人観光客が増加しているのに対し、中野ブロードウェイは男性のオタクや、女性のオタク、地下アイドル、高円寺系や下北沢系などサブカルチャーに通じる様々なお客さんがやってきます。さらに近くの大学に通う学生や、地元民など潜在的なリピーターも多い。老若男女、安定していてバランスが良かったんですよね。

中野ブロードウェイには、面積は小さいけどブロードウェイ内で客通りの多い物件か、面積は大きいけどブロードウェイ内の隅にある物件の2件の空き物件がありました。

この移転プロジェクトを進行するにあたり、弊社の会長にもプロジェクトに参加してもらっていたのですが、当初物件をどちらにするかで会長と意見が分かれ反対されていました。朝まで徹夜で話し合って正直きつかったです(笑)

会長はもちろん経営のプロなので、出店のセオリーでもある「集客の良さ」を重要視していたのですが、僕自身が中野ブロードウェイをよく利用しているので、人の動きは良くわかっていたんです。

オタクにとって、新しい商品は秋葉原で購入できるんですが、品薄になったり過去の商品になるとなかなか見つからず、そんな時のオタクの頼みの綱が中野ブロードウェイなんですよ。なので宝探し感覚でブロードウェイ内のお店は隅々まで回る。ブロードウェイの中の特定のお店にではなく、中野ブロードウェイそのものに価値があるんですよね。

最終的には会長もOKを出してくれてとても嬉しかったです。

 

 

「好き」を詰め込んだお店作り

イ:移転、リニューアルに際してどんなところにこだわりましたか?

井:イチからお店を作るにあたって会長から「自分で考えなさい」と言われました。「これはチャンスだ」って思いましたね。

内装は、天井から床までこだわっていないところはないです。(笑)

今までSPINNS事業部内では店長までしかやったことがなくて、いざ内装を考え始めると、店内の売り場変えとは全然違いました。何もないところからお店を創り上げるのは初めてで、せっかくなので「好きを詰め込もう!」と思い、単管パイプを使った什器や、「黒」を中心とした内装配色、ラメの入った床など、自分の好きが詰まった内装を目指しました。

 

「好き」だからこそ愛着がわく

イ:他にもこだわったポイントはありますか?

井:ペンやハサミ、電卓、ラミネーターや脚立など、日常業務で使用する細かな備品一つ一つにもこだわっています。物の一つ一つにこだわる=愛着を持つことがオタク精神なのかもしれません。(笑)

もちろん、これはただ好きなものを使いたいだけという訳ではありません。今までの店舗運営経験の中で「備品が雑に扱われてしまう」という場面を何度も見てきました。物を大切に扱うこととは反対に、雑に扱うというのは物に対するこだわりがなかったり、こだわりのなさ故にコストの軽減=安い物で済ませる、という意識も要因の一つかもしれません。

なので2.5SPINNSでは、物に対するこだわりにしっかりと意識を向ける為、安易に安いものを使用しないように気をつけることにしました。

そして、商品に限らず内装や細かな備品一つ一つまで「こだわる」ことが、会話のきっかけとなり、お客さんとのコミュニケーションのきっかけとなると信じています。

 

 

お取引先と「好き」で繋がる

イ:商品や企画など今後どのような展開を進めていきたいですか?

井:原宿では「ファッション」に対してアプローチしきれなかったと感じているので、もっと「ファッション」をやっていきたいです。

僕が好きな秋葉原を中心に展開するブランドを今度お取り扱いさせていただけることになったり、他にも日本のキャラや企業ロゴなどの古着アイテムも展開していきたいと思っています。ただ、幅広くではなく、本当に自分が好きな商品に特化することが大切だと思っています。

もともと、一緒にグッズを作りましょうという版元さんから頂いたお話も、その作品や所属声優さんを本当に好きだという気持ちが伝わって、コラボレーションの規模が大きくなったり、商品以外でのお付き合いも増えました。

何より版元さんが2.5SPINNSを応援してくれているという気持ちが伝わってきて嬉しいですね!最近では、好きな作品のイベントをSNSで実況したりすると、版元さんから返事をもらえたりもします。(笑)

また、2.5SPINNSオリジナルのキャラクターも育てていきたいです。原宿で営業していた頃に出会ったクリエイターのYukiくんが2.5SPINNSのロゴを元にしたキャラクターをデザインしてくれました。

名前もまだ決まっていないのですが、今が完成ではなく、これからいろんなところに登場してきてどんどん成長していく過程をみなさんと一緒に盛り上げていきたいです。将来的にはAI化もしたいと思っています!

 

「好き」の想いで世界が繋がる!!

イ:まさに2.5SPINNSのコンセプト「”好き”の想いで世界が繋がる!!」が実現していっていますね。

井:2.5SPINNSでは商品だけでなく、スタッフの私物などもたくさん店内に並んでいます。それは、先ほど述べたようにスタッフが本当に好きな作品を通してお客さんとのコミュニケーションのきっかけとなるからなのですが、先日も素敵な出会いがありました。

僕が好きな「1999年のゲーム・キッズ」という小説をお店に並べていたところ、一人のお客さんが興味を持たれていたのでお話ししてみると、なんとその作品の作者さんだったんです!さらに、お話を伺っていると、実は中野ブロードウェイの理事を勤めていらっしゃる!

自分の「好き」が様々な可能性へと繋がっていることを感じた出来事でした!

 

 

お話を伺っている間、終始楽しそうにされている井戸さんを見ていると、コンテンツへの「好き」という想いがたくさん伝わってきました。

お客さんと、お取引先さん、そしてスタッフ、携わる全ての人が「好き」という想いで新たな価値を生み出し、形になっていくお店「2.5SPINNS」にこれからも目が離せません!

 

 

 


 

2.5SPINNS

ANIME / MANGA / GAME × FASHION = 2.5SPINNS
~SYNERGY CHANGES CULTURE~

“好き”の想いで世界が繋がる!!

アニメ、マンガ、ゲームという【2次元】コンテンツと、ファッションという【3次元】コンテンツの融合が2.5SPINNSの名前の由来。
お客様からスタッフそしてお取引先様までも全ての人が”好き”という想いで共感し、相乗効果を生み出すことで既存の文化やスタイルを革新させていくことに挑戦していくSHOP。

https://25spinns.amebaownd.com/

 

【ADDRESS】

〒164-0001

東京都中野区中野5丁目52-15

中野ブロードウェイ2F 222-1-1

JR中央線・総武線「中野」駅 徒歩6分

【TEL】

03-5942-9435

【OPEN&CLOSE】

12:00 ~ 20:00

【HOLIDAY】

NONE

【WEB STORE】

https://25spinns.stores.jp/

【Twitter】

@25spinns

【Instagram】

2.5spinns


この記事のライター

Kazuki Kanayama

Kazuki Kanayama
HF本部WEBデザイナー / PARK

1987年まれ。京都市出身。京都市在住。
滋賀県の公立大学〜大学院でデザイン全般と地域ブランディングについて学び、卒業後はHF本社所属のインハウスWEBデザイナー兼フロントエンドエンジニアとして在籍。
社内きってのアニメ大好き社員でもあり、入社翌年には原宿で展開中の「FASHION × OTAKU × CREATION」をテーマにしたショップ「PARK」の運営にも設立から従事。2017年にはPARKがキャラクター原案のTVアニメ「URAHARA」が全国放送、世界配信された。
http://www.park-harajuku.com
https://urahara.party/
曰く「HFに入社してWEBサイトを作る仕事をしていたと思ったら、いつの間にかアニメ制作の仕事に携わっていた。」

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