STORY | 2018.12.29 | Writer: GENGO OTSUKI
忘年会とは
「年末に催される宴会の事である。一般的には、その年の苦労を忘れるために執り行われる宴会について言う。宗教的意味付けや、特定行事様式の無い日本の風俗の一種である」Wikipedia
だそうだ。
この夜、2018年5月からスタートしたこのHFmagazine編集者4人に集まってもらいHFmagazineビフォーアフターを振り返ってもらった。
豊田:今日はお集まりいただきありがとうございます。この一年を振り返ってテーマに沿ってお話ししてもらおうと思っています。
井垣:「豊田問い」ちょうだいよ。
豊田:はい。じゃ来年にむけて。来年?いや今年の方がいいな。違うかな。
井垣:チラチラ金ちゃん(金山)の顔見てるな笑
豊田:今年の方がいいですよね。じゃ「今年を振り返って何か好きな事」書いてもらいましょう。
井垣:「何か好きな事」?
ロクロー:HFmagazineの振り返りちゃうの?
豊田:あ、振り返りにします(汗)じゃあ「HFmagazineを執筆してひと言」を書いてください。
井垣:「平成の次の年号は?」じゃなくていいの?
豊田:ちがいます。全然主旨違いますよね。あれ、問いはなんでしたっけ。「今年一年HFmagazineをやってみての今感じている事」をひと言書いてください。
井垣:じゃ僕から行きます。端的に「解放」です。なんか、新たに創ったって感じじゃないのよね。知らず知らずの間に25年間で創られてきたものが、社外の人が入ってきたりしてオープンイノベーションが起きてパーンと解放された感じというか。ヒューマンフォーラムにいるひとりひとりの大切にしていることがHFmagazineを通じて解放されたという認識で、最終全員が書いたら面白いなって感じがしてますね。
廣海:発芽中です。何かわかんないんですけど、種はいろいろ蒔いていて。これをただ、ほったらかしではなくてどんな肥料を入れていくかというのを考えていかなければいけなくて。結構、HFmagazineをツールにしたいんよね。ヒューマンフォーラムという会社の中で起きていることは僕からしたら「オモロイやん。これもこれもオモロイやん」というのが沢山あって。
廣海:でも社内では日常のことって沢山あるんですよね。とりあえず社外で「ヒューマンフォーラムってこんなことやっててとか、こんなヤツおんねん」とか一杯話していたらむっちゃ反響があるんやけど、これ発信していかない手はないよね。というのが始まりなんです。周囲の人は結構読んでくれていて「こんな研修有るんや」とか「こんなお店やってるんや」とか反応も多いんよね。色んな人に紹介する時にこのツールがあると、とても話しやすくなったりつながりを持ちやすくなったりする。もっともっと活用できるようにしたいなって考えています。
大槻:僕は「事」ですね。HFmagazineというものなのか人財育成なのかわからないけど両方リンクしている感じがあるんですが、自分事になった感じがするんです。今やっと自分事にすり替わっていったというか。
大槻:このツールを通じて自分から出てくるものを表現することがコンテンツになっているというのが大きな出来事でした。これは事件ですって感じ。
金山:ソクラテスさんから頂いた言葉ですが「無知の知」です。今年は自分がいかに知らないかという事を知らされた一年でした。僕からしたら読者よりも自分に帰ってきていることの方が多いんじゃないかというくらいでした。一発目が「やったるで総会」「GWN」とか「2.5SPINNS」とかの記事へと続くんですが、こんな思いでこんなことが行われているんだっていうのが知れました。
金山:受験生が勉強を教えてもらう時に教える方がより理解度が深まる感じがあるじゃないですか。だから社員研修についてみんながヒューマンフォーラムの社員研修について書いてみるというのもアリなんじゃないかなって。すると改めて自店舗しか知らなかったという無知を知るきっかけになるんじゃないかなって。僕が記事を書くという事を通じてヒューマンフォーラムの事を誰よりも知ることができる一年だった気がします。
豊田:僕は「楽しく」です。今年HFmagazineを「楽しく」読ませてもらいました。社内のイベントとか行事とかお店とか研修とかこんなに楽しくやってるんだよっていう事が社外に発信していってもらえたらいいなと感じています。来年ライターさんに女性が入ったり多様性を深めたりしてもっといろんなミックスされたツールだともっと「楽しく」なるんじゃないかなと思います。今楽しくないとかじゃないですよ。
井垣:じゃ豊ちゃんが、まず早速「楽しく」記事を書いてもらわんとな。
豊田:えっ。
全員:笑
組織に所属するとその組織の特徴が良くも悪くも見え辛くなりやすい。ブランドや部門内という小さな組織内においても同様の状況が生まれやすいものだ。組織や事業部ごとのセクショナリズムが発生してしまう環境ではHFmagazineは社外へ向けて発信というツールにもなったが、同時に社内の横軸が刺せる媒体があることで通気性も良くした。まだ始まったばかりのこのページだが2019年はさらに沢山の試みをしながら進化をしていくだろう。
今年もたくさん読んでいただきありがとうございました。
来年も株式会社ヒューマンフォーラムをどうぞよろしくお願いいたします。
HFmagazine編集者一同