かいしゃのつながりのカタチ

WAY OF LIFE | 2019.07.18 | Writer:

お取引先様でもある京都信用金庫さんは企業内研修の一環として取引先企業派遣研修という研修を実施されている。平たく言うと社外留学であろう。ランダムに割り振られた企業に入りお取引先の社員と共に業務に就く一か月。
その取り組みの中でヒューマンフォーラムに企業派遣されて来た石井裕貴さん(以下ゆうちゃん)のインタビューから一か月間ヒューマンフォーラムに潜入しどんな景色を観てきたのかに迫ってみる。

 

 

その若さで主任ですか、若きエースですね笑

 

豊田:ゆうちゃんは京都信用金庫(以下京信)さんのお取り組みのひとつである取引先企業派遣研修でヒューマンフォーラム(以下HF)にて一か月ほどお仕事をしていただきました。

 

ゆうちゃん:そうですね。ちょうど2018年11月の中旬、14日ぐらいから12月13日まで約一か月間HFにお世話になりました。

 

豊田:ゆうちゃんの簡単な経歴と京信さんでどんなことをされているのですか。

 

ゆうちゃん:現在法人営業をしております。たとえば代表者さんや経理さん、個人事業主さんの所にいって融資や資金繰りの話をして、運転資金を必要な方にお借りして頂いたり、設備を入れる、建物を立てるなどあればその資金を準備させてもらう。もう一方で悩みを抱えてるお客さんにどうやったら解決できるかを一緒に考えようというスタンスのもと営業しております。役職は壬生支店で主任をさせて頂いております。

 

豊田:その若さで主任ですか、若きエースですね

 

ゆうちゃん:いやいやそんなことないです。全然です笑

 

豊田:今回京信さんの取引先企業派遣研修で受け入れ先としてヒューマンフォーラムを選んで頂いたんですが、そもそもこの研修は京信さんの全ての社員さんが受ける仕組みになっているのですか
ゆうちゃん:公募制になってます。年齢制限もある中で若い方限定に手を挙げた方がいけますよと。でも手を挙げても支店長や管理職のOKがでないと行けないという感じです。行かしてもいいよという人財を人事部にあげて人事部が精査するという流れで決まります。

 

凄いプレッシャーをかけられまして笑

 

豊田:何名位が参加されたのですか?

 

ゆうちゃん:今回は30名ぐらいが毎月変わりばんこに違う企業に行かせてもらいました

 

豊田:行く企業は自分で選べるわけではないんですか?

 

ゆうちゃん:選べないんです。人事部がその人に合う企業をマッチングするシステムになってます。

 

豊田:そこで裕ちゃんがHFに選ばれたというわけですね。初めHFと聞いた時はどんな感じでしたか?

 

ゆうちゃん:はじめホームページとか見て人財育成に力をいれてる企業だと第一印象で思いました。
うちの会社も人財育成に力をいれていこうよ、ソーシャルビジネスに力をいれていこうよという風になってきて、その前を走ってるのが御社だとうちの会社は思ってるので「学ぶことがいっぱいあるよ」と凄いプレッシャーをかけられまして笑

 

豊田:凄いプレッシャーの中来て頂いたんですね笑。ありがとうございます。一か月のあいだでどのようなお仕事を体験されましたか?

 

ゆうちゃん:スタートがヒューマンフォーラムで開催されてる社内研修からでした。楽学塾から始まり村研修。そして中国へのバイヤー出向同行。関わる部門も多かったので色々な方と関わることができました。タイミングよく研修にも参加出来たのでのべ100人以上くらいの社員さんとお会いできたと思います。

 

豊田:HFとしても「せっかくだから」といろいろ経験をしていただきたく一か月の中に全て詰めこんだ内容となりましたね

 

ゆうちゃん:いや、本当に濃い一か月でした笑

 

 

仕事を通じて「生きる」を学んでいくというのを凄く感じまして

 

豊田:一か月HFの社内を体験していただいてHFを何かに例えるとなんでしょうか?

 

ゆうちゃん:例えるならですか。僕が思ってたんは「生きる」。仕事を通じて「生きる」を学んでいくというのを凄く感じまして。なので僕は「塾」みたいな積極的に参加すればどんどん成長できる会社さんですかね。かつそれを応援してくれる研修であったり仲間、上司がいるので「塾」だと自分で勉強したいという人が集まる所だと僕は思っているので。フレッシャーズキャンプにしても村研修にしても、やっぱり自分から積極的に発言している人が沢山というかほぼ全てかなぁと僕は思ったので「何かを変えたい」「こうしたい」を持ってきてる方が多かったので凄い僕も刺激的で色々な関わりがもてたかなぁ。だから「塾」のような気がします。

 

豊田:「塾」いいですね。たしかに自分からやらないと身にならないし主体性も求められますもんね。

 

ゆうちゃん:村でも仲間で何かをする。一人では出来ないのでたとえば仲間のこの人の良い所をここで活かすとかフレッシャーズキャンプでも閉じこもっていたら何も出来ないですけど、良い所は良いと認めて指摘する所は指摘する。なので僕「ほめる・指摘する・ほめる」(編集注:キャンプ三か条のひとつ)ってのが凄くいいなぁと思ったんです。良い所を足していくような、掛けていくみたいなイメージですかね。

 

村研修は過酷でしたね笑

 

豊田:一か月で一番しんどかった体験は?

 

ゆうちゃん:村研修です。村研修は過酷でしたね笑

 

豊田:具体的にどのようなところが過酷でしたか?

 

ゆうちゃん:まず正直初めが憂鬱やったんです。知らない人と五日間一緒に過ごしていくのが。まずそこからのスタートで主体的になっていかなあかんよってとこと他者受容「受け入れる」って言葉があってるのかわからないですけど、受け入れる事の難しさっていうのを身をもって感じたなぁって。一緒に生活してたら良い部分も見えれば悪い部分も見えますし、その人の長所も見えれば不得意な部分もみえますし。そこが面白い部分でもあって難しい部分でもあるなと思いました。でもいいなぁと思ったこともあって、仮説をたてて検証の繰り返しやったので皆と一つになってやることであったり、自分では気付いて無い長所や、逆に短所と思ってたことが長所なんだなぁと気付けたりもしました。毎日の夜の勉強会でのフィードバックする為には人を見なあかんので「自分が自分が」じゃなく、色んな人の「良い所を見つけよう」と意識しているとすぐ一日が終わりあっという間の五日間でした。

 

豊田:逆にいちばん嬉しかったことはなんですか?

 

ゆうちゃん:一番嬉しかったことですか。繋がった人が皆あたたかいので、たとえば違う所で会っても覚えてくれてて寄ってくれたり、繋がりをすごく大事にしてくれてることが嬉しかったです。最後日の卒業式も。そこでは凄く嬉しくて。何が嬉しいって一か月間通してかかわった人のコメント動画頂いて、あたたかい会社だなぁと凄く感じました。やっぱり「繋がり」が嬉しかったですね。皆さんとの「繋がり」が。ただただその場にいてしゃべって終わりでなく、今後もずっとどこかで何か出来るんじゃないかっていうぐらいの「繋がり」が持てたかなと感じています。

 

キラキラしてるんですよね目が

 

豊田:一か月社内でお仕事を体験されたのを踏まえてのHFの魅力ってゆうちゃんなりにどんなところだと思いますか?

 

ゆうちゃん:魅力は「人」ですね。皆さん僕が一か月研修の初めに楽学塾に行ったときから最後の卒業式してもらうまで一切ブレなかったのが人の良さやなってのを凄く感じてて皆本当に目がキラキラしてるなぁてのを感じました。それは若いからキラキラ、年齢いってるからキラキラしてへんとかではなくて、なんか、たぶん皆さんアパレルで服とか大好きで本当に好きな事一所懸命やってるなぁというか、キラキラしてるんですよね目が。なんで、何をやってもイキイキやってるなぁ、いいと思った事は言う。思った事は言う。ってのがあって僕は一番魅力的なのは「人」だと思います。

 

豊田:逆に社外からの視点でHFの課題と感じるところはどんなところですか?

 

ゆうちゃん:課題と言うよりは魅力でお話したような「人」の部分で、皆さん主体的であるので発想力が凄くこうやりたい。やっていきたい。ってのが、それが良い面であって悪い面でもあるのかなぁ。(暫しの沈黙)ちょっとタイムしてもらっていいですか?笑
いや~課題ムズイっすね!課題と思える部分が正直あまり(浮かばない)

 

豊田:先ほどおっしゃっていた「人」が良い部分でもありってところはどんな感じですか?

 

ゆうちゃん:そうなんです。突っ走り過ぎる所があるかなと。
ちょっと一歩下がるのもありかなぁと。まあ課題というほどではないと思うんですけど。まぁそういう人もいれば進む人もいるんでバランスでいいかなぁと。えっと、課題無いです笑
たぶん主体的でヒューマンさんってイケイケ感があるんですよね。でも皆が皆イケイケでいける人財では無いとおもうんですよね。僕も誰が言ってたか覚えてないんですけど、そのイケイケ感について行けないと言ってた方もおらしゃったので課題ではないと思うんですけどね。

 

深い所から勉強しておられるところがまず凄いなぁと

 

豊田:なかなか言いづらいことも言って頂きありがとうございます笑
ゆうちゃんにはフレッシャーズキャンプという新入社員が受ける6か月プログラムの2日間だけ一緒に参加していただきましたがキャンプのどんな部分が役に立つと感じられましたか?

 

ゆうちゃん:色んな事正直言えばきり無いんですけど、まずはその新入社員から経営。
たとえば事業計画など考えるのがまずは凄いなぁと。
またその数字の面からっていうのも、たとえば表面上で「こんなことやります!」ってのは誰にでも僕は出来ると思うんですけど、どういう費用が掛かってっていう部分も勉強して、他の会社さんがこういう財務内容でやってますよと深い所から勉強しておられるところがまず凄いなぁと(感じました)。
なかなか新入社員から事業計画考えようって会社無いと思いますし、またそれをチームでやるというのが一つ良い点だと思います。たとえばチームだと皆さんの良いアイデアだったり強みを活かして何かをするというのが際立ってて、自分の弱みが強みに変わったり、強みはそのままで活かして、自分が認められるというか自分の存在意義が発揮できる場でもあるので。
あとはコーチングですかねぇ。コーチングの仕方というより僕のコーチングの認識が違かったなというのがあります。部下との対話であったり、内面の部分であったりと役に立つ場面が多いと感じました。

 

僕は村研修を自社に取り入れたいなぁという想いがあって

 

豊田:HFで一か月間働いて自社に戻って取り入れたいなと思ったところはありますか?

 

ゆうちゃん:僕は村研修を自社に取り入れたいなぁという想いがあって、村研修で一皮も二皮も人間的に成長するなぁと(思うんです)。
本当に考えて考えて、例えば100%やるということをリミットを外して120%150%を目指してやる。
かつ共同生活の中でどのような主体的な発言や行動、一緒にいる人の他者受容をするかという部分で凄い勉強になったので仕事をしていると、なんか個人プレーになったり、上司からコレをやっといてやをハイって聞くだけやったと思うんですけど、もっともっとお客さんの為になる主体的な行動発言というのをもっともっと考えていかないといけないなというのは思います。

 

豊田:今現場に戻られて何か意識されていることはありますか?

 

ゆうちゃん:主体的な行動ですね!自分から繋がりにいくとか。あともう一個はリミット(を外すこと)。ここでいいやを無しにして、たとえば今までだったらゴールを目指してたのをゴールを突き抜けるような働き方に変える努力を少しづつしてます。

 

ゆうちゃん:最後に一点これだけは言いたかったことがあるんですがいいですか?
僕はこの一か月で谷口さん(SPINNS部門のメンズ雑貨バイヤー※裕ちゃんとは中国出張に一緒に帯同していた)が凄かったんです。
僕はすごく尊敬していて、五日間しか一緒にいなかったんですけど凄く魅力的な人だと思って。
何が凄いかって言うと凄く「繋がり」を大切にされてるんですよね。それは何かというと服だったり靴であったり帽子であったりが好きなので本当に良いものを作りたいって想いをもってバイヤーされてるんですよね。
五日間一緒にいてずっーとそれがギシギシ伝わってきてたんですよ。
そして人との繋がりを本当に大事にされておられて、たとえば交渉されてる時もその場は上手くいかなくても絶対次に繋がるという気持ちで。

また、会社であれば利益や売れる方がいいんですけど。ひとつ、出張の現場で起こった出来事なんですけど新規の取引先さん(と出会って)取引には繋がらなかったんですけど「こういうの日本で流行ってるから作った方がいいよ」みたいなことを向こうの人にも伝えておられて、こっちの利益だけじゃなく向こう(取引先さん)の事も考え一緒にやろうよという想いが伝わってきて。
なぜ、それがいいなぁと思ったのかというと、金融機関である僕が働いてる銀行も一緒のことで、たとえば利益ばっかり追求しているとお客さんってやっぱついてこない。こっちばかりの事言ってると。

利益は大事なんですけども度外視というか一旦置いといて本当に悩んでいる事だったり「一緒のやりたい一緒にモノづくりをしたい」「一緒にこの人と働きたい」と思って頂くことが僕は一番大事だと思ってるので、今後の社会の中で。
金融機関の話でさせてもらいますけど金利が低ければそっちの方がいいにきまってるんですけど、金利が高いけどこの人と一緒に働きたいと思って頂ける関係性であったり働き方ってのが凄い大事で、そういう面では僕はヒューマンさんに来て谷口さんを筆頭に「繋がる」ということが凄くそこにつながってきているなぁと感じたんです。

「一緒にしたい」「一緒に働きたい」って思って頂けるような「お客さんの為に」っていう動き、働き方、発言というのが大事なんかなぁと。
なので誰を見て仕事をしてんのかってのが凄い合ってるんじゃないか。
言ってしまうと、上司を見ての仕事じゃなくお客さんあってのことになので.誰を見て仕事をしているのか?って所で谷口さんはやっぱお客さんを見ていいもん作りたいとか「一緒にしようよ」ってのが凄い出てたので僕も見習いたいなと感じました。
ベストプレイヤーです谷口さんは。これだけは絶対伝えておきたかったです笑

 

写真:ゆうちゃんと谷口バイヤー(中国にて)

一か月間、右も左もわからない中ヒューマンフォーラムという会社の中でお仕事をして頂いたゆうちゃん。倉庫でタグをひたすら付けたり中国にバイイングに同行したり、社内研修に参加したり挙句の果てには大学生向けの企業説明会にまで参加しヒューマンフォーラムの魅力を伝えて貰ったり様々な体験をしていただいた。この一か月で得れたものはゆうちゃんだけでなくヒューマンフォーラムのスタッフもゆうちゃんから受け取ったであろう。それにしてもこんな魅力的な研修を実施されている京都信用金庫さん、非常に魅力的だ。


この記事のライター

GENGO OTSUKI

GENGO OTSUKI
人財育成部

1973年千葉県生まれ / 神奈川県横浜市在住 / UPOB / 韓国語 / 人財育成部長 迷言「究極の文系は理系。右にずっと行けばいつか左から出てくる。そういうこと。」がある。

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